膝の内側の痛みで手術が必要な症状は「靭帯」「半月板」「変形」などですが(※損傷程度によっては手術を必要としない場合もある)
上記以外の症状で筋肉が原因となる「鵞足炎」というものがあります。鵞足炎とは跳んだり、走ったり、切り返し動作などスポーツ動作の繰り返しで、膝の内側にある3つの筋肉の付着部に痛みが発症することです。
具体的には縫工筋(ほうこうきん)・薄筋(はっきん)・半腱様筋(はんけんようきん)という3つの筋肉が股関節やお尻から膝の内側の関節すぐ下にある脛骨(けいこつ)に付着しています。
膝は曲げ伸ばしを多くする関節なので、筋肉や関節が硬いと付着部に摩擦力や引張力が加わり炎症を引き起こしてしまいます。